ジョロウグモの網にかかったコガタスズメバチ
死闘2時間

撮影:2015年 9月23日

   
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    ジョロウグモの網にかかっているスズメバチを見つけた。
    まったく動く気配はなかった。


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    11時1分

    ようく見ると触覚が少し動いているのに気がついた。
    生きている!
    しばらくするとゆっくり脚が動き出した。



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    そして突然激しくもがいた。

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    糸は切れなかった。

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    糸が脚にからまっていた。




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    触覚の片方が途中からなくなっている。





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    疲労困憊し、また動かなくなった。

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同じことが2、3回繰り返された。私もあわせて休息した。



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    気がつくとジョロウグモの近くに移動し、もがいていた。




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    ジョロウグモが近づいてきた。

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  スズメバチは激しく威嚇した。  ジョロウグモはビクッとして後ろに退いた。






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    12時40分

 
私はこの1時間40分の間に285カットを撮った。
撮影疲れで部屋に戻った1分後にはスズメバチはもう網にいなかった。
下を見たが見当たらなかった。
無事に巣に戻ったに違いない。
2時間あまりの死闘の末、帰巣したのだ!
触覚を損傷したスズメバチにどういう生活が待っているのだろうか、、、

この数時間後、また網にかかったスズメバチを目にした
突然、一匹のスズメバチが巣から飛び出し体当たりした。
その勢いで網から離れ、2匹は巣に戻った。
「姉さん、すごい!」私は心のなかで叫んでいた。
働きバチは皆メス だそうです。
その後、私は5、6回同じような救助シーンを目にしている。

2015.11.03