朝、目覚めて起きようとすると、腰が痛くて起き上がれない。
無理に起きようとすると腰骨が折れるのではと思えるほど痛い。
動かなければ、腰に刺激を与えなければ痛みは全くない。
幸いトイレの欲求がなかった。
病気に関しては今までいろいろ経験してるので冷静だった。
またひとつ貴重な経験、そんな思いがあった。
携帯電話は枕元から少し離れたところにある。
手と足で畳に背中をこすりながら移動して取る。
上陽町のかかりつけ医師に診察時間5分前まで待ってから連絡する。
指示をいただいた。腰痛ベルトをするように。そして鎮痛薬があれば、
古くてもいいから飲むように。
以前から軽い腰痛があったので、幸い枕元に腰痛ベルトがあった。
腰痛ベルト、効果ありました。起き上がれました。以前歯医者で
もらった鎮痛薬を飲みました。痛みが少し軽くなりました。
ところが翌朝、腰痛ベルトしても起き上がれない。薬も効果なし。
また、しばた医師に連絡する。
坐薬を使いの者に持って行かそうとおっしゃってくださった。
わが家まで車で片道35分かかります。申し訳なくて、私は
「村の福祉課に頼んでみます」と言った。
福祉課から、二人の女性が駆けつけてくれました。
家にはいつも鍵をかけていないことが幸いでした。
二人の女性に説明しながらも、散らかっている部屋が、薄汚れた
布団カバー、黒ずんだ枕カバーが気になって気になって、、、
恥ずかしかった。本当に恥ずかしかった。
お二人が上陽町のしばた医院まで坐薬をとりに行って下さった。
帰りに上陽町のスーパーでお弁当とお茶を買ってきて下さった。
明日、柴田医師が往診してくださるとのことでした。
後で、戴いた名刺を見て驚きました。
お一人は、初対面の方で植野まゆみさん、
八女市社会福祉協議会 星野支所 支所長とありました。
その後、何度も植野まゆみさんの優しさ、お気遣いいただきました。。
そして、地域福祉係の末継雄司さんからお気遣いのメールを何度もいただきました。
16年前に星野村に移住して以来、役所(場)職員から受けた初めての優しさです。
お二人の優しさが身にしみます。
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