第 一 次 釜 ヶ 崎 騒 動

第一次西成暴動

1961年 8月 1日 〜5日



                    8月 1日                   
                    釜ヶ崎で一人の労働者が交通事故にあった。                    
                    路上に倒れている労働者に警官はムシロをかぶせた。
                    まだ生きていた。                    
                               ムシロが動いていた。 
                    警官は救急車を呼ぼうともしないで平然と現場検証を続けた。                    
                    労働者たちは常日頃からこのように警官に虫けら同然に扱われてきた。               
                    抑えに抑えていた労働者の怒りがついに爆発した。
                    
上記のことは、目撃者から私が直接聞いた話である。 私は何度もその人物に会いに釜ヶ崎に行った。 信頼のおける人物だった。 警察は即死と発表しているが、嘘だ。 責任転嫁に暴力団組長(29)を「暴動」を扇動したと逮捕した。 警察を援護するために労働者に猟銃を発砲し日本刀で切り込んだ その暴力団の組長をである。 西成警察は暴力団に大きな借りを作った。 逮捕されたのが本当に組長なのか疑問である。 組員を臨時に組長に仕立てのではと私は疑っている。 西成警察署長の了解のうえで、、、